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2014年8月30日土曜日

Ableton Liveでコンプのブレンドをやる方法

たいした技ではないのだが

やってみたら結構簡単に出来たので紹介



ここ最近のコンプレッサーは

コンプのかかったウエットと

かかってないドライをブレンドできるやつが多いのだが

実機のモデリング系など

ブレンドのツマミの無いコンプで

Dry&Wetを混ぜる方法



いつもドラムでこのブレンドを使ってるのだが

無いやつはどうしようと思い考えた



たとえば、Liveに付属するGlueコンプなら

右下にブレンドツマミがあるので簡単


50%で混ぜてる



では、それが無いコンプの場合


トラック1にコンプをブレンドしたいと思います

混ぜると音量上がっちゃうので

あらかじめ−5くらい下げとく



そして、トラック2をオーディオで作る


インプットはもちろんトラック1から

Pre FXにしとけばトラック1をミュートしても

トラック2へ音は来るのでコンプの調節が楽

同じく音量を-5くらいして

トラック2へコンプを挿す



※Pre FXだとトラック1挿してるエフェクターが掛かる前の音

Post FXだとトラック1に挿してるエフェクターが掛かった後の音

トラック1に何も挿してないならどっちも一緒

Post Mixerだと、さらにトラック1の音量調節を通過した後の音

自分でどの音を混ぜたいのか考えて選んで下さい



これで、トラック1はそのままマスターへ抜けるし

トラック2は1から音を横取りしてくる



あとは、トラック1をミュートしたりしながら

トラック2でコンプのかかったウエット音を作っていく

トラック2の音量上げればウエットが強くなるし

下げれば原音(ドライ)に近づく



最終的に良い感じに仕上がったら

トラック1&2をグループ化



これでブレンドされた最終的な音を

グループ1の音量で調節できる



そもそもどんな時にブレンド使うのか?というと

コンプをキツめに掛けたドラムはカッコイイけど

なんか潰れて抑揚が無いのもな~ってときに

音の芯として原音残しつつコンプ音を重ねる感じ

アタックも自然に残るしね

ま、その辺はお好みでw







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