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2012年3月5日月曜日

シンセサイザーの種類

何となく暇だったのでシンセサイザーの種類でも書こうかと

そんな詳しくないから大雑把にだけどw




まず、アナログシンセとデジタルシンセという2種類があります

言葉そのままの意味ですね

昔、ラジオの技術を応用してシンセの元祖が生まれました

そして、アナログは安定した音が出せなかったので時代とともに

デジタルに変わってきたというわけです

だいたい今のシンセはデジタルを使ってると思います




また、シンセの形式には2種類あります

ハードシンセとソフトシンセです

ハードシンセとはみんながシンセと聞いたら思いつくような

楽器屋に並んでるあれです

ま、物としての楽器ですね

それに対してソフトシンセはこういう奴




パソコン内部で起動させて使うシンセ

プログラムで作られているシンセですね




ソフトシンセはかなりパソコンのパワーを使うので

昔は珍しかったのですが

今となってはパソコンの性能も上がったので

5〜6台立ち上げても大したことはありません

ま、ソフトシンセの性能にもよりますが




さて、ここからが面白いところw

シンセの音を作り出す種類です

大きく分けると3つあります




1つ目は、いわゆるシンセサイザー

いろんなやり方で作った電気信号を増幅し、加工して音を作り出します

ピコピコした音や、スペーシーな音

この世に存在しない音を作り出すのが得意なのではないでしょうか




2つ目は、サンプリングシンセ

1つ目のようなこの世に存在しない音は出せるようになったのですが

今度はリアルな音がほしいという要望が増えたのです



本物のピアノのような音を手軽に

本物のバイオイリンの音も出したいなど

「じゃ、本物から音色を録音(サンプリング)して

それをさらに加工して音を出すようにすればいいじゃない?」ってなわけです



それはもうリアルな音が出ます

当たり前です、元が本物なんですからw

しかし、これがかなりの処理性能、大量のサンプリングを保存するHDDがないと

作れないものでした

今は、パソコンの性能が飛躍的に上がったのでこの問題もクリアされました



有名なとこでは初音ミクとかがこれですね

女性の声優さんの声をあらかじめ録音しておいて

処理しながら音を再生していく

ピアノやバイオリン、いろんな楽器が録音されて再現されました




3つ目は、物理モデリングシンセ

2の問題点「リアルなのはいいがサンプリングの容量が

大きいのがどうにかならないものか?」と

HDDの容量も凄まじいし、メモリもバカ食い、処理も重たい

使う方としてはパソコンの性能がきついと

これを解決するために

「じゃ、物理エンジンを使って仮想的に楽器をシミュレートしたらどうだろうか?」と

いうわけです

処理が重たいのは変わりはないが、物理エンジンつかって

プログラムで作れば設定で音はどうにでもなると

メーカーとしても

サンプリングは録音に手間がかかるわけです

本物の楽器取り寄せて、スタジオに持って行っていろんな角度で録音してと

3種類のピアノならそれを3回も繰り返す事に



物理エンジンを使えば

プログラムなので、材質からパーツなどの構造、楽器の大きさ、振動の伝わり方

数値一つで簡単に変えれます

また部屋の響き方から、どのへんの距離で聞こえる音か

一回プログラムで組んでしまえば

使う方は好きに音をいじくりまわすこともできる

実際、本物に聞こえるようなそのプログラムを作るのが大変なんでしょうがw

最初の一回作ってしまえばあとは応用できます




そういうわけでいろんな用途に応じて

いろんなシンセサイザーが作られました

今はこの3種類を上手く取り込んで

色々な特色のあるシンセサイザーがあります

シンセの歴史もなかなか面白いものです



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